Haru Project 合同会社のブログ

WEBコンサル/WEB広告運用/アクセス解析

実は解析が作動してませんでしたってパターンが多いです

こんにちは。
Haru Project合同会社の代表の外山です。


前回はネットにとって「いかに解析が重要なのか」
という話をしました。


ネットの強みは、
24時間全国対応できることだけではなくて、
解析から利用者の表情や心理を読み取れることでしたね。

それにより

・ローコスト
・ハイスピード
・パーソナルアプローチ
が実現します。


だから、
フル活用すれば凄まじい勢いでサービスが広がるのです。


一方で解析をしないと、
・ローコスト
・ハイスピード
・パーソナルアプローチ
というWEBの強みは全く活かされません。



で、今日の話は解析について補足です。


Googleアナリティクス」
という解析ツールがあります。

多くの会社が使用している、無料の解析ツールです。


あれなんですけど、
ちゃんと入れてない会社が想像以上に多いです。


まあ、アクセス解析に対して理解が浅い会社が多いので
これはしょうがないです。


Googleアナリティクス自体が入っていないのは論外として、
(アクセスが来てないことをお客さんに知られるのが嫌で入れない場合があります)
入れててもちゃんと使えてない事が多く見受けられます。


いくつかパターンがあります。
1つ目のパターンは、
タグという情報を読み取るコードが、
ちゃんと全ページに入っていないパターンです。

全ページに挿入しないと正しく情報が読み取れません。
気をつけましょう。



ワードプレス(HPを作るシステムの一種)だけで作られてれば、
一括挿入できるので問題ないんですけど。

そうはいかない場合があります。


例えば、
キャンペーン情報などで定期的にページを増設するとか。
この場合、制作会社がタグ(情報を読み取るコード)を入れるのを忘れちゃいます。


例えば、
ワードプレス(HPを作るシステム)で作ったHPに、
ワードプレス以外のHTMLで作ったページとか乗せてると管理が大変です。

1つのサイトを2つのシステムで構築してるパターンだと、
タグ(情報を読み取るコード)の確認や管理に手間がかかります。


例えば、
JavaScriptというプログラミング言語を使うと、
Googleアナリティクスのコードを全ページに一括挿入出来ます。

これ聞くと便利だなと思いますよね?
ところが、外部ファイルとして設置していると
ちゃんと挿入されているかが非常に確認しづらくなります。



こんな有様です。

解析の重要性を制作会社が熟知していないと、
簡単に抜け落ちが生まれます。





また2つ目。
コンバージョン計測をしていないんですよね。


コンバージョンというのはサイト上の成果地点です。


問い合わせ完了。
電話ボタンのタップ。


そういうサイトの成果をコンバージョンと言いますが、
そもそも計測していない会社が山程あります。


必要なコンバージョンポイントに対して、
計測される設定をしていないんですね。

Googleアナリティクスの設置とは別に、
コンバージョン設定をする必要があるのです。


はっきり言って、
コンバージョン計測してないと、
解析しても何もわからないですからね。

何の改善のしようもないです。
商売やってて売上とか利益数えてないのとおんなじです。

言ってみれば、買ったお客さんの数数えてない。



シンプルな始めの一歩で、もうつまずいてます。
でも平気でやってる制作会社いっぱいありますよ。


問い合わせフォームの作りが
コンバージョン計測できないようになってたりもしますし。


問い合わせフォームのURLと
確認ページのURLと
完了ページのURLありますよね?

あれ一緒だとダメですからね。
問い合わせ完了したのがわからないから計測できません。



他にも色々パターンがあるのですが、
HP制作会社がアクセス解析の重要性を考慮していないと、
案外すぐにすれ違いが起きてしまうんですね。


そんなこんなで、
コンサルする時には解析ツールの確認から始めることが多いです。



今日はここまでにしましょう。
ありがとうございました!






追伸
入れておいた方がいい無料ツールは、
Googleアナリティクス以外にも
「サーチコンソール」や「タグマネージャー」などがあります。

そのうち説明すると思いますが、
これらは入っていますか?

制作会社に聞くと、
突っ込まれるのが嫌で「入ってます」と答えるとは思いますが、
ちゃんと専門の会社で確認してみるといいですよ。