Haru Project 合同会社のブログ

WEBコンサル/WEB広告運用/アクセス解析

MAの落とし穴

昨日MAについて書いたので、

今日は30分だけ補足を書きます。
 
 
私は記事を書くのが超絶遅いので、
多分3分くらいあれば読める記事になることでしょう笑
 
 
前回はMAも色々ありますっていう記事を書きましたね。
 
 
で、今日は運用とか管理の話です。
 
 
簡易的なMAであれば楽だと思いますけど。
 
 
====================
・クッキーによるアクセスユーザーの紐付け
・行動履歴の確認
====================
要はこれとプラスアルファくらいの機能です。
 
 
上記とプラスして、
・問い合わせフォームとの紐付け
・メール配信
くらいであれば運用も組み上げも管理も、
そんなに難しく無いんじゃないかなと思います。
 
 
 
 
 
なんですけどね。
 
ここから段階が上がると、
一気にハードルが高くなるんじゃないかな、
というのが私の意見です。
 
 
 
最大の難関は、
「顧客管理との紐付け」
ではないかなと思います。
 
 
 
仮に今使っている顧客管理システムを変えなきゃいけない。
MAに移し替えないといけない。
もしくはMAと連動した新しい顧客管理システムに変えないといけない。
 
こういう場合、
それってものすごい手間です。
 
 
 
社員が新しい顧客管理システムの
オペレーションを覚えないといけませんからね。
 
 
 
じゃあ上のパターンは難しから、
違うやり方を考えてみましょう。
 
「顧客管理システムは今あるものを使いつつ、
MAは別で運用する」とするとどうなるか。
 
 
そうすると、
今いる顧客情報をMAか、
またはMAと連動した顧客管理システムに入れ込んでいく必要があります。
 
これが、CSVで一括ダウンロードしたものを
MAにアップロードしとけば一瞬で終わるみたいな話であればラクなんですが。
 
 
話はそううまく行きません。
 
 
まずどこかしらで入力漏れが起こりますし、
エラーが起きた時というのは顧客情報が多ければ多いほど、
果てしなく時間がかかります。
 
 
 
ちなみに、私が導入を手伝ったMAツール(pardot)
では、
顧客情報(姓、名とか)を1項目ずつSalesforce側で付与されるIDに変換させて紐付ける
という謎の作業が発生して発狂しそうになってました。
 
 
どこが「CSVダウンロードしてちょっと加工すればすぐできる」だと?
顧客情報が10項目あれば全部変換が必要じゃないか!
 
 
まあ、そんな感じで大変なんですね。
 
 
 
また、上のやり方だと新しく顧客化した顧客情報と
MAの連動については無視されています。
 
今まで使ってた顧客管理システムに
新しい顧客情報を入れても、
MAやMAと連動した顧客管理に入れないわけですから。
 
その作業はどうすんのと。
 
 
 
こんな感じで、結構複雑になっちゃうんですよね。
 
 
 
なので、自社での組み上げっていうのは全然おすすめしないです。
 
自社で組み上げするなら
ある程度前提知識のあるフルタイムの社員を、
1人専任で当てるくらいでちょうどいいかなと思います。
 
そのあとの運用も必要なわけだし。
 
 
 
自社で組み上げをしないっていうなら、
MAツールの会社に完全食い上げ、自社運用に対応したカスタマイズ、
継続フォローも含めていくらでできるのかってのを
見積もり出してもらったほうがいいです。
 
とにかく、自社組み上げってのは考え甘いなと思いました。
というか多分一番コスパが悪いです。
 
 
 
で、今日はそろそろ終わろうと思うんですけど、
最後にもう1つ。
 
 
 
上のパターンで一番うまく行きそうなのって、
顧客管理システム自体を一新して、
それとMAを完全に連動させるパターンですね。
 
さらに、組み上げから自社最適化、フォローまで、
専門業者に完全外注化すると。
 
 
こうすればスムーズにできるんじゃね?
これでいこう!
 
 
と思いますよね?
 
 
 
でも、これも落とし穴があります。
 
それは、
「MAツールがどのマーケティング方法に対応しているかわからない」
ってことです。
 
 
例えば、今LINEを使ったマーケティングが強いですけど、
LINEに対応してるMAっていくつあると思います?
 
ちなみにpardotは対応できませんでした。
(対応しようとするとすげえ額の上乗せが発生した気がします。)
 
 
 
結局MAとか顧客管理を作る会社って、
そんなにマーケティングについては詳しくなかったりするんですよね。
 
だから最先端走ってるマーケッター と話させると、
「いや、それはちょっと」とか
「開発費が結構かかります」とか
そういう話になります。
 
 
 
だから結局MAでできるのは行動によってセグメント区切って
メルマガ配信とシナリオ分岐くらいになると、
「それってメルマガ配信スタンドでできるんじゃね?」
となったりします。
 
 
前回の記事で書いた、
========================
MAより既存のツールを上手く組み合わせて使った方が、
マーケティングの効果としては大きいんじゃないかなというのが私の考えです。
========================
というのは、
こういうところから来てるんですね。
 
 
 
だからやっぱり、
現状のマーケティングフローで課題を感じていることがまず大事ですよね。
「どうしてもここの数字を連携したい」
「どうしてもここの行動履歴が見たい」
「どうしてもここの業務フローをカットして時間効率をよくしたい」
みたいな事情が生まれた時に、
初めてかかるコストを含めてMAを検討するべきだと思うのです。
 
 
 
 
 
 
 

MAについて個人的見解

こんにちは。

Haru Project 合同会社の代表、外山です。
 
 
ここのところHPについての記事がメインになってましたが、
ちょっと今日は話題を変えますね。
 
 
クライアントにMAについて聞かれたので書いておこうと思います。
 
 
MAというのはマーケティングオートメーションの略です。
 
 
ここのところMAは色々聞かれる事が多くなったり、
実際導入を手伝ったりもしています。
 
ただ、いまいち使いこなしている企業は少ないイメージですね。
個人的には入れる必要のある企業は、
一部に限られるんじゃないかと思います。
 
 
 
すごく簡単にMAを説明すると
(個人的な理解ではありますが)
====================
・クッキーによるアクセスユーザーの紐付け
・行動履歴の確認
====================
ここを起点にして、
色々なマーケティング上の動きと連動させて、
自動化していくっていうものです。
 
 
例えば、
HPを見ている人にクッキーつけておけば、
その人が最近よく見てるのかどうかわかります。
 
熱心なファンか、そうでないか、
どんなページをよく見ているのか、
どんな商品に興味があるのかがわかります。
 
 
そしたら、そこで資料請求やメルマガ登録などの
見込み客情報が取れれば、
集客⇒見込客フォロー⇒販売⇒顧客化の
マーケティングフローに結び付けられます。
 
 
これがMAの起点となるものです。
 
 
 
そしてそこから、
顧客データベースとの紐付けができれば
顧客管理とマーケティングフローの連携ができます。
 
どこに住んでるAさんが最近何に興味があって、
どの商品を推したらいいかがわかって、
それに対するアプローチが自動的に発動すると。
 
 
 
さらに、
顧客DBと結び付けば、
セグメントを区切って広告配信したり、
メルマガ配信もできますよと。
 
そっち側の機能が強いツールもあります。
 
 
さらにさらに、
営業活動や組織管理の方に力をいれたいという場合は
そっち方面の機能が強いツールもあります。
 
社内業務分担や行動管理のために、
社内担当者への情報共有ができるようなデータの紐付けができたり、
電話発信、通話録音との紐付けがMAツールとできたり。
 
 
要はMAツールにログインすれば
自分に必要な通知が来たり、
お客さんに電話発信したりそれを振り返ったりできるわけですね。
 
 
 
と、ここまで聞くと凄いツールみたいな感じがしますが、
冒頭でも書いた通り私はそこまで必要ない場合が多いのかなと思います。
 
 
なぜかというと、
「情報を連結させるだけで膨大にコストがかかる」
というのが一つ。
 
もう一つは
「情報を連結させてもそこまで大した事が起こらない」
という部分です。
 
 
今日はあんまり時間がないので省きますが、
例えば広告ならクリテオみたいな動的広告で十分な場合もあります。
 
ただの広告配信なら、
MAでないとできない配信方法って今の所聞きません。
 
それに、DBと絡めた情報を元に配信するとなると、
社内に結構運用の知識がちゃんとある人が必要になります。
 
クリエイティブから配信方法まで
一連のプロモーションができる人が必要です。
 
それってどの会社でもできる事ですかね?
と疑問に思います。
 
 
 
また、メールの開封率によって
配信シナリオを変えたりする機能も、
それって機能より文面の方が大事だよね?みたいな所もあり。
 
 
要は多機能なだけな印象なんですよね。
 
機能に溺れて本質的でない運用に走るパターンの方が
多いのかなと思います。
 
 
 
既存のツールを上手く組み合わせて使った方が、
マーケティングの効果としては大きいんじゃないかなというのが私の考えです。
 
その過程で、
「どうしてもここの数字を連携したい」
「どうしてもここの行動履歴が見たい」
「どうしてもここの業務フローをカットして時間効率をよくしたい」
みたいな事情が生まれた時に、
検討するべきものなのかなという感じですね。
 
 
 
もちろんMAで効果をあげている企業もあるのですが、
どちらかというと
「営業する時間を作るのも大変な小規模事業者」
みたいな所の方がMAに向いていると思います。
 
 
顧客をスコアリングしてくれるので
手間が大幅に防げると。
 
 
 
まあ、こういう目的でしたら
一番いいツール紹介できますよ。
 
 
 
 
今の所それくらいですかねー。
またMAについては記事書きます。
 
 
 
 
 

情報のカタマリを作れ!

こんにちは。

Haru Project 合同会社の代表の外山です。
 
 
会社のサイトを作る際は、
色々考えなければいけない事がありますよね。
 
SEOを考えたり、
社内教育を考えたり、
見込み客を教育して問い合わせさせるまでの導線だったり。
 
 
やることは色々あるので、
あれもやらねばこれもやらねばと、
手が止まってしまう事があるんじゃないかと思います。
 
 
私も結構考えてから動くタチなので、
その気持ちはよくわかります。
 
 
 
でも、社内のWEBを構築していく時には、
それよりももっと根本的に重要な考え方があります。
 
 
それは「集合知」を作るという意識です。
 
 
もっと簡単な表現にすると
「情報のカタマリを作る」と言ってもいいと思います。
 
 
 
誰かがあなたの会社のHPを見た時、
言葉少なくても「いい事を言っているかどうか」
なんて判断してくれるでしょうか?
 
中身があるかどうかを判別してくれるでしょうか?
 
専門性の高い事を言っているかどうかなんて、
判別してくれるでしょうか?
 
 
 
いいえ、そんな事は考えてくれません。
 
 
見込み客であればあるほど、
専門外の何も知らない人間だからこそ見ている可能性の方が高いのです。
 
 
だから、あなたのHPを見ている人は、
そもそもあなたの事はわからないのです。
 
理解をする土壌自体がないと言ってもいい。
 
 
 
そこでユーザーは何で判断するのか。
 
その重要な判断基準の1つに「情報量」というものがあるのです。
 
 
 
人は1つの場所に大量の情報がカタマリになって置かれていると、
どういうわけか信用します。
(「ストーリー調で話すと人は信用しやすい」
という法則と似た部分がありますね。)
 
 
情報がカタマリになって置かれていると、
「この人は知識量が豊富なんだ」とか
「この人は専門性が高いんだ」という目で見ます。
 
そして
「この人に自分の悩みを相談すれば答えてくれるかもしれない」
と思うわけです。
 
 
これは軽視しがちですが、
非常に重要な要素です。
 
 
ビジネスを営む側としては、
意外とないがしろにしがちなんです。
 
専門性が高くなると
「これは言わなくても大丈夫だろう」とか、
「この情報は今更出してもしょうがないよな」
という考えを持ってしまいがちになります。
 
 
しかし門外漢から見ると、
その専門家にとって当たり前の情報こそが
知りたい情報だったりするのです。
 
 
 
この情報を出すというのは、
実は探求熱心な人ほど苦手だったりするんですよね。
 
 
なぜかというと、
人は今、目の前の事を無意識化して当たり前にしなければ、
進化する事がなかなかできないからです。
 
進化を求める人ほど、
「当たり前の情報を出す」事をないがしろにしてしまいがちです。
 
「当たり前」を言語化するヒマがあるくらいなら、
新しい事を吸収しようという方向に意識が向くからです。
 
 
しかしそうした人は進化は得意ですが、
教育は苦手だったりします。
 
こういう人は
当たり前を言語化して人に伝えないうちに、
どんどん人と話が通じにくくなります。
 
やがてその人の考えは理解されず、
聞き手側からすれば、
突拍子も無い事をいう人の様に見えてしまったりするのです。
 
 
独創性の高いワンマン社長とか、
こういう要素が強かったりします。
 
 
 
話は逸れましたが、
自社のWEBを作る時は
とにかく社内の「知の体系」を全て言語化して、
情報のカタマリを作りましょう。
 
 
 
 
それさえできれば、
SEOやら何やらあれこれ考える事なく、
WEBの運用を軌道に乗せる事ができます。
 
 
逆に言えばその他のノウハウというのは、
日常的に情報のカタマリを作っていく事が習慣化した先に適用できる事です。
 
なのでノウハウだけを取り入れて実行に移そうと思っても、
なかなかPDCAが回らない事が多くなります。
 
まずはとにかく数を出す習慣を付けると、
そこからキーワードを考えたり発展していけるので
WEB運用の基礎がどんどん身についていきます。
 
 
というわけで、
日々の記事更新というのは意外と凄いパワーを持っているものですね。
ないがしろにせず取り組み続ける事をおすすめします。
 
 
 
ではでは、今回はこんなところで。
 
 

あなたの会社を選ぶ理由

こんにちは。

Haru Project 合同会社の代表の外山です。
 
 
HPを作る時というのは、
必死で「何かを伝えようとする」ものです。
 
 
うちの会社のコンセプトは〜
うちの会社の取り扱い商品は〜
サービスのラインナップは〜
会社概要は〜
スタッフはこんなメンバーで〜
問い合わせから商品提供までの流れは〜
 
 
みたいな感じで、
とにかく自社の情報を詰め込みまくります。
 
 HPを見た人に自社がどんな会社なのかを、
感じ取ってもらおうとするわけです。
 
 
 
もちろん、これはこれで良いと言えます。
 
ネットの世界では、
「書いてない事はできない」
と無意識に判断されます。
 
 
あなたの目の前にいるお客さんが、
今よりも気難しくなって心変わりが早くなるのが
ネットの世界です。
 
 
だから書かないと伝わらない。
なので情報量を出すことが必要です。
 
 
自分の主張を言わないと意見がないと見なされる、
欧米社会みたいなもんですね。
 
 
情報量が多ければ多いほどSEOには有利ですし、
とにかく情報量を出すっていうのはまず第一段階としてやりたい事です。
 
 
 
 
 
で、今日の本題はここからです。
 
 
 
 
あなたは「自分の話ばっかりする営業マン」って好きですかね?
 
自分の話ばっかりする人って、
多分嫌いな人の方が多いんじゃないかと思うんですよね。
 
もちろんその営業マンがとても魅力的だったら話は別です。
 
誰も経験したことのない様な人生を歩んでいたり、
誰も行った事のない場所で暮らしたことがあったりしたら
思わず惹き込まれて聞き入ってしまうかもしれません。
 
 
それでも、大体の人は自分の話を聞いてもらう事の方が好きなものです。
 
 
 
 
知人がこんな人を見たそうです。
 
 
ある家電屋さんで、
親子連れで買い物をしてるお父さんがいました。
 
手には家電製品をたくさん持っています。
まとめ買いをするつもりなのでしょう。
上客なので店員さんも同行しているようでした。
 
で、この店員さん会話に自信があるのか、
ずっとお父さんにマシンガンのように話かけていました。
 
知人はおやっと思い、
会話を横から聞いてみました。
 
すると
店員さんはお父さんのフリに対して「実は僕も〜」みたいな感じで
延々と自分の話しかしていなかったそうです。
 
 
お父さんはだんだんイライラしてきます。
でも話が終わらない。
めんどくさいから店員さんに話を振る。
またマシンガンのように話続ける。
 
 
お父さんはついに、
買おうと思っていた家電製品を全部置いて、
帰ってしまったそうです。
 
 
残された店員さんは、
状況が全く理解できない様子でポツンと取り残されてました。
 
 
 
 
こんな話を聞くくらいなので、
やっぱり自分のばっかりするのは良くないです。
 
 
上手い営業マンというのはみんな「聞き上手」です。
質問をしながら、相槌を打ちながら
お客さんの心を開いていくのが絶妙に上手いのです。
 
 
 
さて、あなたの会社のHPはどうですかね?
 
 
自分の言いたい事ばかり喋ってしまってませんか?
見込み客が書いて欲しい事を書けてますか?
 
 
でも、
そんなこと言っても「見込み客が書いて欲しい事」なんて分からない。
 
 
じゃあ、
あなたのお客さんがあなたの会社を選んだ理由は?
あなたの会社から買った理由は?
 
意外な事にこれをちゃんとリサーチしていなかったりするのです。
 
 
 
そうは言ってもどうやってリサーチするのか?
 
それが実は、
ネット上に良くある「お客様の声」というやつなんですね。
 
 
あれ実は、
信頼性を上げる以外にも意味がいっぱいあるのです。
 
お客さんはなぜあなたの会社で買ったのか?
何が気に入って買ったのか?
他社と比べて何かよかったのか?
 
こういう事をアンケート形式で聞いていくと、
今まで見えていなかったあなたの会社の
本当の強みが見えてきたりするのです。
 
 
 
じゃあ、それを元にHPの情報を入れ込んでみたらどうでしょう?
 
 
きっと今までの
「自分の話したい事しか書いてなかったHP」が、
「見込み客が話して欲しい事が書いてあるHP」に
見事に変身するでしょう。
 
 
 
何かを必死に伝えようとしない。
お客様の言って欲しい事を言うHP。
 
それはこんなプロセスでできるのです。
 
 
孫子の有名な言葉でもありますね
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」
 
この己を知る事が結構大変なんですが、
WEBマーケではこうしますよ
という話でした。
 

蓄積されるもの

こんにちは。
Haru Project 合同会社の外山です。
 
 

ブログっていうのはストック型のメディアです。

それに対してSNSはフロー型のメディアが多いですね。
 
フロー型っていうのは、
要は流れていくっていう事です。
 
 
例えば比較的SNSでは古いFacebookTwitterは、
各アカウントの過去投稿を遡りにくいです。
 
 
Facebookなんか、
過去ログの読み込み超遅いですもんね笑
イベント系のグループならいいですけど、
学習系のコミュニティをFacebookで作られてる時の残念さといったらないです。
 
 
インスタとかTIk Tokみたいな最近のSNSは、
各アカウントに行けば過去投稿が遡りやすいUIになってます。
 
言ってみれば、ストック型とフロー型が融合してるみたいな感じです。
 
 
 
で、今日は何を書くのかというと、
やっぱブログを書き続けるのって大事なんですよね。
 
 
ブログはストック型の最たるものです。
 
 
アメブロ芸能人ブログみたいのは企業には必要ないですけどね。
 
日々振り返りをしながら考えてる事をまとめて、
それを自分のお客さんが見た時に役立つ記事になっているように構成する。
これを毎日続ける意味って相当あるなと思います。
 
 
クライアントでも、
日々中味のあるブログを書き続けている会社はやはり強いと感じます。
 
 
営業の仕事で言えば、毎日お客さんに電話をしたり
フォローしたりするのは当たり前ですけど。
ネットだとなかなか日々の継続はおろそかになりがちです。
 
 
最近ブロガーさんとか流行ってますけど、
ブロガーもアフィリエイターも、
やっぱり継続できる人はみんな軌道に乗ってます。
 
 
まあそんな事書いて自分がどこまで継続できるのかわからないので、
完全にブーメランですけど笑
今までちゃんとやってきてなかったなーと反省してます。
 
 
 
とは言っても、
何を書いていいのか分からないっていう方も当然いると思います。
 
 
 
そういう時は、自分の好きな文章とか
書きたい雰囲気の人の文章を「写経」するといいですよ。
 
これ、実際に実験した人がいて、
やっぱり一定の効果があるみたいです。
 
 
頭空っぽにして、毎日30分くらいボーッとしながら、
自分の好きな文章を書く。
 
で、乗ってきたら記事を書いてみると。
 
 
習慣にするとノンストレスでできます。
ついでにブラインドタッチの練習にもなります。
 
 
書いてるとその人のリズムが入り込んでくるので、
不思議な感じがします。
 
 
 
あとは乗ってきたら、
文章の構成とか、
どこでどういうテクニック使ってるのか分析したり。
 
売れてるLPとかセールスレター、
クッションページ、広告文なんかでやるのもいいかもしれません。
 
まあそこは各自でやりたいように。
 
 
 
では今日はこんな感じで。

この先、運用はAIがしてくれる?

こんにちは。
総合WEBコンサルティングを提供してます、
Haru Project合同会社の外山です。

 

 

WEB系の話でよく出てくるのが、
AIの話です。

 

もともとWEB系の世界は、
システム化とかオートメーションみたいな発想と密接なので、AIみたいな話も自然に出てきます。


特に広告運用とかSEOって、
そのうちAIが運用するようになるだろうと言われています。

私もそういう流れにはなるだろうと思っていますし、すでに一部そういうサービスもあります。

 


Googleのシステムでもありますね。

「スマートゴール」
というコンバージョン計測システムがGoogleにあります。
あれはWEB上のユーザーの動きをAIが自動判別して、自動的にコンバージョン計測をするシステムです。


ただ、まだ全然精度は高くないですけど。

 

 

見当はずれなコンバージョン計測ばっかりされて、不自然にコンバージョン数が上がります。

Googleが効果を出ているように見せたがっているのか?」
と勘ぐりたくなるくらいの精度の悪さですね。

これから良くなっていくかもしれませんが。

 


AIの流れを盲信したり、過評価している人は
「広告運用はAIがやってくれるから人が介在する必要はなくなる」
みたいなことを言ったりしますが、
それは全然違うというのが私の意見です。

 



「そもそもAIがあなたのビジネスにフルコミットする義理があるのか?」というのを考えなければなりません。

 

もしそのAIがGoogleの用意したものであれば、
そのAIが目指すのは
Googleの繁栄のために広告主を満足させ、広告費と利用者数とリピート率を引き上げること」
でしょう。

 

 

一見するといい世界のように見えますが、
よくみると
「あなたのビジネスにフルコミットして、ありえないくらいのコストパフォーマンスを叩き出すこと」
ではないんですね。

 

 

あくまでGoogleGoogleの理想世界を目指してAIを使っているのです。

あなたの理想世界と重なる部分もあるとは思いますが、
完全に一致はしないはずです。

 

 

GoogleのAIでなくても同じ事です。

開発者の意向によりAIが何をどのように判別しどうアクションするかは変わってくるでしょう。

 

そのAIを提供した先のビジョンを、開発した会社がどう描いているのかを先回りして考える必要があります。

 

 

ではもし、地球上全ての会社に1台AIが用意されたとしたら?

 

どうでしょう。

 

 

AIの基本的なメニューにWEB広告の運用が入っていたとしたら全ての会社が運用をうまくできるでしょうか?


難しいと思います

そうすると、
今度はAIに対してコミュニケートできる人が
必要になります。


AIに対して、
「わが社の理念は・・・」
「わが社の主力商品は・・・」
「こんな人たちに人気があって、理由は・・・」
「わが社の単価は・・・」
「リピート率はこれくらいで・・・」
CPAはこれくらいで・・・」

 

みたいな詳細情報を言語化して、
整理して伝えることができないと
AIとコミュニケーションは取れないと思います。


売り手の主観を、
客観的な評価に結びつけられるような言語化もしなければなりません。

いわゆる「察する」力も必要です。


結局、AIに適切にデータを入れ込もうとすると、腕のいいコピーライターやコンサルがやってるのと同じような仕事が必要になるんですよね。

 


ビジネスを成立させるためには、
売り手と買い手がいます。


その双方のコミュニケーションが円滑にできるような要素を引き出して広告に反映させる、
ということを運用者はやっています。


ビジネスオーナーがAIとのコミュニケーションに対して熱意を持って学習と実践を行わない限り、優れた運用者は永遠に必要となると考えています。

 

 

 

 

と、今日は未来予知的な、
面白い話になりました。

 

ではでは、こんなところで

「社内のWEB強化」は新規事業部立ち上げと同じ

こんにちは。
Haru Project 合同会社の外山です。
 
 
ネットを誰もが使う時代になって、
企業もWEBマーケティングをするのが当たり前のような時代になってきました。
 
「うちもネットを強化しよう」
ということで、WEBであれやこれや始める会社さんも多いと思います。
 
 
しかし、ここで一つ気をつけておいて欲しいことがあります。
 
それは、WEBって思ったよりも
めちゃくちゃ時間と手間がかかるってことです。
 
 
私もクライアントを見ていると、
ここの認識が足りずに思うように事が進まないケースが見られます。
 
 
集客のできるHPを1つ作るだけでも、
やる事は相当あります。
 
SEOの設計や、サイトの階層構造、
サイト内で成約させる導線や、
会社の魅力の深掘り、なぜ顧客がついてくるのかの掘り起こし。
 
ライティングはこれでいいか。
デザインはこれでいいか。
商品カタログを見せたかったらプログラミングはこれでいいか。
問い合わせフォームはこれでいいか。
見込み客を教育するためにはどんなコンテンツが必要か。
CMSや管理システムは更新しやすいようになっているか・・・
などなど
 
想像以上に色々な課題が出てきます。
 
 
そして、HPを作った後には、
日々のブログ更新をどうしたらいいのかみたいな問題が出てきますね。
 
 
 
HPひとつ取っても、ちゃんと作ろうとしたら
これだけの部分で
ちゃんと業者とコミュニケーションを取る事が必要になります。
 
自社制作じゃなくても、
業者にお任せでもそうです。
 
 
ましてや広告運用やSNSもやるとなると、
やる事は山ほどあります。
 
プラットフォームごとに
成果を出す方法や最適化する方法が違いますから。
 
 
 
 
こうして考えていくと、
手の回らない事は外注業者を使うという前提でも、
やらなければいけない事は山程あるのです。
 
 
だから、
「手間を割けないからいいようにやっといて」
というスタンスでは、
とてもじゃないけどいいものはできません。
 
 
 
こうして考えると、
世の経営者の多くはWEBについて考える時、
「WEB事業部」という1つの事業部として考える必要があると思います。
 
 
 
 
この前アフィリエイターさんの話を聞きに行ったら、
偶然自分と同じような考えをしていました。
 
 
 
副業でやってるみたいな人が多いので、
中には甘い考えを持っている人も多いようです。
 
なので「事業として取り組め」
という事をその人は言っていました。
 
 
 
これは、多くの中小企業や
個人単位でやっている事業体にも言える事です。
 
 
WEBを強化すること=1つ新しい事業部を作る
という意気込みで行えている会社は必ず突き抜けます。
 
 
逆にそうではなく、
社長に一任、誰かに一任、
片手間で効率よくみたいなイメージで取り組んでしまうとダメです。
 
 
私自身も、そんな事を考えて
せめて手本を見せようと
毎朝起きたら自社マーケティングについて考えるようにしてます。
 
 
では、今日はこんなところで。