MAの落とし穴
昨日MAについて書いたので、
MAについて個人的見解
こんにちは。
情報のカタマリを作れ!
こんにちは。
あなたの会社を選ぶ理由
こんにちは。
蓄積されるもの
ブログっていうのはストック型のメディアです。
この先、運用はAIがしてくれる?
こんにちは。
総合WEBコンサルティングを提供してます、
Haru Project合同会社の外山です。
WEB系の話でよく出てくるのが、
AIの話です。
もともとWEB系の世界は、
システム化とかオートメーションみたいな発想と密接なので、AIみたいな話も自然に出てきます。
特に広告運用とかSEOって、
そのうちAIが運用するようになるだろうと言われています。
私もそういう流れにはなるだろうと思っていますし、すでに一部そういうサービスもあります。
Googleのシステムでもありますね。
「スマートゴール」
というコンバージョン計測システムがGoogleにあります。
あれはWEB上のユーザーの動きをAIが自動判別して、自動的にコンバージョン計測をするシステムです。
ただ、まだ全然精度は高くないですけど。
見当はずれなコンバージョン計測ばっかりされて、不自然にコンバージョン数が上がります。
「Googleが効果を出ているように見せたがっているのか?」
と勘ぐりたくなるくらいの精度の悪さですね。
これから良くなっていくかもしれませんが。
AIの流れを盲信したり、過評価している人は
「広告運用はAIがやってくれるから人が介在する必要はなくなる」
みたいなことを言ったりしますが、
それは全然違うというのが私の意見です。
「そもそもAIがあなたのビジネスにフルコミットする義理があるのか?」というのを考えなければなりません。
もしそのAIがGoogleの用意したものであれば、
そのAIが目指すのは
「Googleの繁栄のために広告主を満足させ、広告費と利用者数とリピート率を引き上げること」
でしょう。
一見するといい世界のように見えますが、
よくみると
「あなたのビジネスにフルコミットして、ありえないくらいのコストパフォーマンスを叩き出すこと」
ではないんですね。
あくまでGoogleはGoogleの理想世界を目指してAIを使っているのです。
あなたの理想世界と重なる部分もあるとは思いますが、
完全に一致はしないはずです。
GoogleのAIでなくても同じ事です。
開発者の意向によりAIが何をどのように判別しどうアクションするかは変わってくるでしょう。
そのAIを提供した先のビジョンを、開発した会社がどう描いているのかを先回りして考える必要があります。
ではもし、地球上全ての会社に1台AIが用意されたとしたら?
どうでしょう。
AIの基本的なメニューにWEB広告の運用が入っていたとしたら全ての会社が運用をうまくできるでしょうか?
難しいと思います
そうすると、
今度はAIに対してコミュニケートできる人が
必要になります。
AIに対して、
「わが社の理念は・・・」
「わが社の主力商品は・・・」
「こんな人たちに人気があって、理由は・・・」
「わが社の単価は・・・」
「リピート率はこれくらいで・・・」
「CPAはこれくらいで・・・」
みたいな詳細情報を言語化して、
整理して伝えることができないと
AIとコミュニケーションは取れないと思います。
売り手の主観を、
客観的な評価に結びつけられるような言語化もしなければなりません。
いわゆる「察する」力も必要です。
結局、AIに適切にデータを入れ込もうとすると、腕のいいコピーライターやコンサルがやってるのと同じような仕事が必要になるんですよね。
ビジネスを成立させるためには、
売り手と買い手がいます。
その双方のコミュニケーションが円滑にできるような要素を引き出して広告に反映させる、
ということを運用者はやっています。
ビジネスオーナーがAIとのコミュニケーションに対して熱意を持って学習と実践を行わない限り、優れた運用者は永遠に必要となると考えています。
と、今日は未来予知的な、
面白い話になりました。
ではでは、こんなところで