Haru Project 合同会社のブログ

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情報のカタマリを作れ!

こんにちは。

Haru Project 合同会社の代表の外山です。
 
 
会社のサイトを作る際は、
色々考えなければいけない事がありますよね。
 
SEOを考えたり、
社内教育を考えたり、
見込み客を教育して問い合わせさせるまでの導線だったり。
 
 
やることは色々あるので、
あれもやらねばこれもやらねばと、
手が止まってしまう事があるんじゃないかと思います。
 
 
私も結構考えてから動くタチなので、
その気持ちはよくわかります。
 
 
 
でも、社内のWEBを構築していく時には、
それよりももっと根本的に重要な考え方があります。
 
 
それは「集合知」を作るという意識です。
 
 
もっと簡単な表現にすると
「情報のカタマリを作る」と言ってもいいと思います。
 
 
 
誰かがあなたの会社のHPを見た時、
言葉少なくても「いい事を言っているかどうか」
なんて判断してくれるでしょうか?
 
中身があるかどうかを判別してくれるでしょうか?
 
専門性の高い事を言っているかどうかなんて、
判別してくれるでしょうか?
 
 
 
いいえ、そんな事は考えてくれません。
 
 
見込み客であればあるほど、
専門外の何も知らない人間だからこそ見ている可能性の方が高いのです。
 
 
だから、あなたのHPを見ている人は、
そもそもあなたの事はわからないのです。
 
理解をする土壌自体がないと言ってもいい。
 
 
 
そこでユーザーは何で判断するのか。
 
その重要な判断基準の1つに「情報量」というものがあるのです。
 
 
 
人は1つの場所に大量の情報がカタマリになって置かれていると、
どういうわけか信用します。
(「ストーリー調で話すと人は信用しやすい」
という法則と似た部分がありますね。)
 
 
情報がカタマリになって置かれていると、
「この人は知識量が豊富なんだ」とか
「この人は専門性が高いんだ」という目で見ます。
 
そして
「この人に自分の悩みを相談すれば答えてくれるかもしれない」
と思うわけです。
 
 
これは軽視しがちですが、
非常に重要な要素です。
 
 
ビジネスを営む側としては、
意外とないがしろにしがちなんです。
 
専門性が高くなると
「これは言わなくても大丈夫だろう」とか、
「この情報は今更出してもしょうがないよな」
という考えを持ってしまいがちになります。
 
 
しかし門外漢から見ると、
その専門家にとって当たり前の情報こそが
知りたい情報だったりするのです。
 
 
 
この情報を出すというのは、
実は探求熱心な人ほど苦手だったりするんですよね。
 
 
なぜかというと、
人は今、目の前の事を無意識化して当たり前にしなければ、
進化する事がなかなかできないからです。
 
進化を求める人ほど、
「当たり前の情報を出す」事をないがしろにしてしまいがちです。
 
「当たり前」を言語化するヒマがあるくらいなら、
新しい事を吸収しようという方向に意識が向くからです。
 
 
しかしそうした人は進化は得意ですが、
教育は苦手だったりします。
 
こういう人は
当たり前を言語化して人に伝えないうちに、
どんどん人と話が通じにくくなります。
 
やがてその人の考えは理解されず、
聞き手側からすれば、
突拍子も無い事をいう人の様に見えてしまったりするのです。
 
 
独創性の高いワンマン社長とか、
こういう要素が強かったりします。
 
 
 
話は逸れましたが、
自社のWEBを作る時は
とにかく社内の「知の体系」を全て言語化して、
情報のカタマリを作りましょう。
 
 
 
 
それさえできれば、
SEOやら何やらあれこれ考える事なく、
WEBの運用を軌道に乗せる事ができます。
 
 
逆に言えばその他のノウハウというのは、
日常的に情報のカタマリを作っていく事が習慣化した先に適用できる事です。
 
なのでノウハウだけを取り入れて実行に移そうと思っても、
なかなかPDCAが回らない事が多くなります。
 
まずはとにかく数を出す習慣を付けると、
そこからキーワードを考えたり発展していけるので
WEB運用の基礎がどんどん身についていきます。
 
 
というわけで、
日々の記事更新というのは意外と凄いパワーを持っているものですね。
ないがしろにせず取り組み続ける事をおすすめします。
 
 
 
ではでは、今回はこんなところで。