Haru Project 合同会社のブログ

WEBコンサル/WEB広告運用/アクセス解析

MAについて個人的見解

こんにちは。

Haru Project 合同会社の代表、外山です。
 
 
ここのところHPについての記事がメインになってましたが、
ちょっと今日は話題を変えますね。
 
 
クライアントにMAについて聞かれたので書いておこうと思います。
 
 
MAというのはマーケティングオートメーションの略です。
 
 
ここのところMAは色々聞かれる事が多くなったり、
実際導入を手伝ったりもしています。
 
ただ、いまいち使いこなしている企業は少ないイメージですね。
個人的には入れる必要のある企業は、
一部に限られるんじゃないかと思います。
 
 
 
すごく簡単にMAを説明すると
(個人的な理解ではありますが)
====================
・クッキーによるアクセスユーザーの紐付け
・行動履歴の確認
====================
ここを起点にして、
色々なマーケティング上の動きと連動させて、
自動化していくっていうものです。
 
 
例えば、
HPを見ている人にクッキーつけておけば、
その人が最近よく見てるのかどうかわかります。
 
熱心なファンか、そうでないか、
どんなページをよく見ているのか、
どんな商品に興味があるのかがわかります。
 
 
そしたら、そこで資料請求やメルマガ登録などの
見込み客情報が取れれば、
集客⇒見込客フォロー⇒販売⇒顧客化の
マーケティングフローに結び付けられます。
 
 
これがMAの起点となるものです。
 
 
 
そしてそこから、
顧客データベースとの紐付けができれば
顧客管理とマーケティングフローの連携ができます。
 
どこに住んでるAさんが最近何に興味があって、
どの商品を推したらいいかがわかって、
それに対するアプローチが自動的に発動すると。
 
 
 
さらに、
顧客DBと結び付けば、
セグメントを区切って広告配信したり、
メルマガ配信もできますよと。
 
そっち側の機能が強いツールもあります。
 
 
さらにさらに、
営業活動や組織管理の方に力をいれたいという場合は
そっち方面の機能が強いツールもあります。
 
社内業務分担や行動管理のために、
社内担当者への情報共有ができるようなデータの紐付けができたり、
電話発信、通話録音との紐付けがMAツールとできたり。
 
 
要はMAツールにログインすれば
自分に必要な通知が来たり、
お客さんに電話発信したりそれを振り返ったりできるわけですね。
 
 
 
と、ここまで聞くと凄いツールみたいな感じがしますが、
冒頭でも書いた通り私はそこまで必要ない場合が多いのかなと思います。
 
 
なぜかというと、
「情報を連結させるだけで膨大にコストがかかる」
というのが一つ。
 
もう一つは
「情報を連結させてもそこまで大した事が起こらない」
という部分です。
 
 
今日はあんまり時間がないので省きますが、
例えば広告ならクリテオみたいな動的広告で十分な場合もあります。
 
ただの広告配信なら、
MAでないとできない配信方法って今の所聞きません。
 
それに、DBと絡めた情報を元に配信するとなると、
社内に結構運用の知識がちゃんとある人が必要になります。
 
クリエイティブから配信方法まで
一連のプロモーションができる人が必要です。
 
それってどの会社でもできる事ですかね?
と疑問に思います。
 
 
 
また、メールの開封率によって
配信シナリオを変えたりする機能も、
それって機能より文面の方が大事だよね?みたいな所もあり。
 
 
要は多機能なだけな印象なんですよね。
 
機能に溺れて本質的でない運用に走るパターンの方が
多いのかなと思います。
 
 
 
既存のツールを上手く組み合わせて使った方が、
マーケティングの効果としては大きいんじゃないかなというのが私の考えです。
 
その過程で、
「どうしてもここの数字を連携したい」
「どうしてもここの行動履歴が見たい」
「どうしてもここの業務フローをカットして時間効率をよくしたい」
みたいな事情が生まれた時に、
検討するべきものなのかなという感じですね。
 
 
 
もちろんMAで効果をあげている企業もあるのですが、
どちらかというと
「営業する時間を作るのも大変な小規模事業者」
みたいな所の方がMAに向いていると思います。
 
 
顧客をスコアリングしてくれるので
手間が大幅に防げると。
 
 
 
まあ、こういう目的でしたら
一番いいツール紹介できますよ。
 
 
 
 
今の所それくらいですかねー。
またMAについては記事書きます。