Haru Project 合同会社のブログ

WEBコンサル/WEB広告運用/アクセス解析

紹介ビジネスのWEB最適化とリスク

こんにちは。

Haru Project 合同会社の代表、外山です。
 
 
昨日、紹介で20年回ってる不動産投資会社についての
相談を受けたのですが、
ちょっと思ったことを書いていきます。
 
 
まず、世の中には新規集客をしなくても
紹介で回ってしまうビジネスの形態があるんですねー。素晴らしいことです。
 
 
 
当然ながら、ビジネスは入り口よりも出口が大事です。
 
なので、
集客よりもサービス提供、
サービス提供よりも顧客満足
顧客満足よりも紹介やリピートの発生が大事です。
 
 
逆に言えば、どんなに集客が上手くても
紹介やリピートが発生しないのであれば、
そのビジネスモデルは根本的に何かが間違っていると言っていいでしょう。
 
 
もちろん、
ビジネスの目的が違う場合もあります。
 
短期的に集客して、
一発何かを売って終わりの会社とかもあります。
 
一時的に実績を作って、
それで会社を売却したり、
株価を上げるのが目的の人達もいるかもしれませんからね。
 
 
 
ですが、継続しているビジネスの場合は
紹介やリピートが超重要です。
 
なので、今回の相談者さんはいいビジネスをしてるみたいですね。
 
 
 
で、紹介が発生しているビジネスの場合、
WEBマーケティングにおいても出口から固めるのが鉄則です。
 
というか、WEBマーケティングが必要かと言われると
必要ないかもしれません。
 
 
紹介された人が見て信頼してもらえる
サイトとか、LPとか、ブログなんかを作るのが一番かもしれません。
 
プラス、
ステップメールや音声講座なんかで何回か接触して、
セミナーか相談に持ち込むと。
MAも効率上がるかもしれませんね。
そんな感じだと思います。
 
 
 
なんにせよ一番大事なのは、
「今上手くいっている紹介というスキームを邪魔せず、加速させる事」
なんですね。
 
 
 
WEBマーケティングやらない方がいい場合もあるんですよ。
 
 
例えば、
相当上の人脈じゃないと紹介されない案件やコンサルとか。
WEBマーケしない方がいいですよね。
 
 
あと、紹介にWEBサイト作って、
相談までのコンバージョン率が落ちるなら作らない方がいいです。
 
紹介→その場で相談日程が決まる
というフローが上手くいってるなら、これもWEBない方がいいかもしれません。
 
 
WEBサイトを見せることによって、
逆に比較したくなったり、色々情報を取りたくなって、
相談に至るまでのスピードが落ちる可能性もあります。
 
情報取りはじめたままフェードアウトとかも考えられますし。
 
 
ちゃんとWEBを活用することで、
自動的に見込み客が教育されて、クロージングが楽になる事が大事です。
結構見失いがちなんですけど、ここが最重要ポイントなんです。
 
WEBマーケって言われるとじゃあサイト作って広告打ってみたいなこと考えがちです。
でも、WEBマーケ以前のビジネスモデルの組み方から考えて
最適化させる事が何より大事だと私は考えてますね。
 
 
 
 
 
あと、紹介ってビジネスの形態によっては結構危険だったりします。
 
商品が決まってるものなんかは結構いいですけどね。
お客さんによってカスタマイズ性の高い商品は難しい面もあります。
WEBコンサルなんかは超危険です。紹介で受けちゃうと。
 
 
見込み客の脳内で「そのサービスがどういうものであるか」
がはっきりと描けていないサービスの場合、
サービスの内容を擦り合わせする必要が生まれるからです。
 
相談に乗るのも時間がかかりますし、
ではこれで行きましょうとサービス内容を決定するのも時間がかかる。
 
 
結構今まで失敗してきましたね。
散々見積もり前にノウハウ聞かれた挙句、
「で、何してくれんの?」
みたいな関係性になっちゃったりとか。
 
 
こうなると時間も無駄。
労力はすり減る。
自分の評判も落ちる。
いい事ないですね。
なので紹介案件は超気をつけます。
 
 
WEBコンサルみたいな、
内容の認識にズレが生まれやすいサービスは
逆に紹介でもLPとかHPとかかませた方がいいと思います。
これ先輩の関さんに教わった事ですが。
 
 
 
では、今日はこんな感じで。