Haru Project 合同会社のブログ

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安さに流れる故に日本人はどんどん貧乏になっている

こんにちは。

Haru Project 合同会社の代表、外山です。
 
 
世界的に日本がどんどん貧乏になっていますね。
 
最近聞いた話ですと、
銀座の高級な寿司屋はもはや日本人を相手にしてなくて
外国人向けに完全にシフトしてきている店もあるみたいですね。
 
で、外国人客だと飲食店によっては一晩で何100万円とか
数日で数1000万円の売上が上がる場合もあるそうな。
 
富裕層向けビジネスをしている人の話を聞くと
こんな金額感の話を結構聞きます。
 
 
もはや日本人相手に1人何1000円とか、
高級店でも数万円とか、
そんな価格感の商売をしてるヒマはないのかもしれませんね。
 
 
一般の会社員で気付いている人が、
どれくらいいるのかはわかりませんが、
日本人はもはや世界の中で3流国の経済水準まで落ちかけています。
 
アジアの中でももう少ししたら、
一昔前のタイとか、
そういう位置付けになっちゃうかもしれないくらいの下りようです。
 
 
で、なんでこんなことになってるのかというと、
色んな人の話を聞いてて一番納得いったのは
少子高齢化→税金が上がる→消費が鈍る
の負のスパイラル。
 
 
あともう1つは、
日本国民の中にある「安さ信仰」みたいなものですね。
 
 
少子高齢化の話はよく上がるのでここでは省きますけど、
とにかく日本人って安いのが大好きな人が多いです。
 
昔から節約と貯金が美徳みたいにされてますもんね
(まあ、これは過去の政策の影響なんですけど)
 
 
安さを強調した商品がメディアで露出してるってのもあると思います。
メディアに洗脳されてる国民ですからねー。
 
 
でも、安いものを買ってるのって、
自分で自分の首を締めてるんですよね。
 
 
考えてみればすぐにわかるんですけど、
安いもの買ったらその分企業は利益が出ないですから、
従業員の給料が上がる事はありません。
 
従業員は、毎月安定的に貰える給料があるからこそ
消費を積極的にするという前提があります。
 
でもそもそも企業の利益が上がらなかったら、
給料が少ないですし、減給とかリストラに遭う可能性だってあります。
 
って事は消費なんかできるわけないですよね。
 
 
消費者もどの企業もこんなことやってるもんだから、
結果お金が循環せず、賃金も上がらずという状態なんですね。
安く安くってのが貧困の呼び水になってます。
 
 
事実日本は、世界各国の中で去年くらいまで
ずっとインフレ率が0%近い状態でした。
 
 
サラリーマン時代にはこんなこと考えもしませんでしたけど、
今経営者になって深刻さが身に染みて感じられるようになりました。
 
 
経営者は、利益を上げる事をシビアに考えなければいけません。
そしてどうやったら高く売れるのか?
というのを考え続けないといけないなーと思います。
 
安くします、というのは耳障りはいいですが、
それは日本国民を貧乏にするための悪魔の囁きみたいなもんで。
 
それをみんながみんな受けちゃってるもんだから、
自分が貧乏になってるんだという事を肝に命じて、
心を鬼にして高く売るのも経営者の仕事なのかなと考えてます。
 
 
では今日はこんなところで。